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第8回 Ever Class 「大津ヶ丘しゃべり場」

11月27日(土)第8回Ever Classが開催されました。

まず、前回に引き続き、「スタンフォード式Yes,and」を行いました。今回のテーマは、


「クリスマスパーティーの企画を考えてみよう!」


前回と比べて、全体的に進んで自分の意見を付け加えている人が多く、

「沼南町の人、家族、友達を巻き込むために、イベントを企画してSNSで告知をしよう!」

「自分の部屋にイルミネーションなどの装飾をして、1人で楽しもう!」

といったように、具体的にどう集客していくか考えたペアもあれば、パーティーという大人数のイメージを覆す斬新なアイディアもでました。このように自分と違った意見が出た時に「でも、、」と無意識に否定してしまうところを、「いいね!そしたら、、」と肯定して自分の意見を付け加えていくと自分ではたどり着くことができなかった斬新なアイディアがでてきます。この調子で「相手の意見を肯定してみる」「自分の意見とすり合わせる」ことを意識してもらえたらと思います。


そして、今回のメイン「大津ヶ丘しゃべり場」を行いました。

今回参考にしたのは、一世を風靡したNHKの番組「真剣10代しゃべり場」。


しゃべり場とは、普段生活してて感じている疑問や不満をテーマに「司会者なし、正解なし」で、互いの意見を言い合う場です。今回の1つ目のテーマは、


「どうして1人の異性としか結婚できないの」


社会人、大学生と高校生で意見が「複数賛成派」「複数反対派」の2つに分かれました。

「複数賛成派」の意見は、

「生物学や歴史の背景から考えると、一夫多妻制という制度はごく自然のことだ」

「同性愛などのジェンダーのことを考えると、1人の異性とは言えないのではないか」

「複数反対派」の意見は、

「複数の人と関係を持つと、平等に接することができないし争いが起こるリスクがある」

「一途に人を思うことが、正しいことだと思う」

といった様々な意見が出ました。2つの意見の違いは、テーマを客観的or主観的に考えたかの違いだと私は考えました。こんな人もいるし、こんな根拠があると考えたのが「複数賛成派」。自分だったらこうなってしまうと考えたのが「複数反対派」。そんな中、最終的に意見が変わった人がいました。きっと主観的にではなく、客観的に考えてみた結果だと思います。このように考える視点を変えてみると、意見がガラッと変わることもあるということを覚えていてほしいと思います。


2つ目のテーマは、


「損得で人と付き合っちゃダメですか」


このテーマでは、「損得で付き合ってもいい」と意見した人が多かったです。

「無意識に人は、一緒にいて楽だとか損得を考えて人と付き合っている」

「自分が好まない人といても、時間とお金の無駄になる」

そんな中、少し個人的にいいなと思った言葉がありました。


「損得という言葉が、少し計算しているように感じる」


確かに、言葉的には少しマイナスの印象がありますが言葉の意味で考えてみると、実は私達が普段考えていることも損得に含まれているなと改めて感じることがあります。言葉の意味に疑問を持つということは、ある意味決まった事柄に疑問を持つということなので新たな考え方がより生まれてくるのではないかと感じました。


今回のしゃべり場のように育ってきた環境、積んできた経験、年齢が違った人たちが意見をぶつかり合うことで、自分が今まで見えてこなかった意見、世界が見えてきます。そんな意見、世界を知っていくことで、生き方や価値観も変わってくることでしょう。そんな機会をぜひ、なるべく若いうちに経験して視野を広げていってほしいなと思います!


最後に、次回でEver Classシーズン1が終わりますが今まで貴重な時間を割いてくれてありがとう!お互いにこれからも刺激し合い高め合っていけたらと思います!


次回は、Ever Class「クリスマスパーティー」!景品付きのビンゴ大会などいろんな企画を考えています!お楽しみに!


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